
7月11日から始まったプライムデーでずっと欲しかったKindleを買いました。
もっと早く買えばよかったな、と後悔していますよ。
このぺーじはKindleの使ってみた感想と、使うまで不安だった点をまとめました。
Kindleを買うまでよく分からない点がいくつかあって、それを検索しても解決しませんでした。そのため、私と同じように悩んでいる人がいるんじゃないかと思い、使うまで分からなかったことや使ってみて分かったことをまとめました。
私が買ったのはKindle(16GB)6インチ・広告なし

Kindle(キンドル)は通販サイトのアマゾンが製造販売する電子書籍リーダーです。2007年に販売されてから16年が経ちました。
はじめてKindleを見たのは電車で隣の席の人です。携帯電話やパソコンの画面で文字を見るのと違い紙に映された画面のようで、「電子なのに紙ぽい?」と衝撃を受けました。
私が買ったKindleはアマゾンが販売する電子書籍リーダー5種類の一番下位のモデルです。

一番シンプルなKindleにしたのは「はじめて持つKindleだから失敗したくない」と思ったからです。さらに少しでも安く買えれば失敗した時のダメージは少ないだろうと思い、プライムデーを狙いました。
次に買う前まで気になっていたこと・悩んでいたことをまとめます。
購入前に気になっていたこと、Kindleで正解だったこと

隣の席の人のKindleに「いいなぁ」と思ってから約10年。スマホでKindleアプリを利用するようになって1年。そろそろ本格的にKindleが欲しくなってきました。それでも、なかなか購入ボタンを押せなかった理由はいくつかあります。
- 実際の重さはどう?重いの?
- 広告あり・なしはどちらがいいの?
- Wi-Fiが使えない場所で本は読めるの?
- 純正アクセサリーは必要?
- Kindleの起動はどうなの?
- 下位モデルのKindleでいいの?
- プライム会員でも読める本は十分あるの?
結論から言えば、問題なし。Kindleの価格は1万円以下で買えた時期もありましたので、もっと早く買えばよかったと後悔しています。
Kindleのサイズ、重さについて

公式によるとkindleのサイズは157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm、重さ158gです。
重さは写真の文庫本「古事記」よりも軽いです。
ただしKindleカバーが100gあるため本体とカバーを合わせると約260gになります。そのため、文庫本より重くなりました。カバンの中に何冊か本が入れてある人や気分によって本を読み分けたいと思う人にはKndleは大変重宝します。

文字の大きさや見やすい書体・行間を自分の好みに合わせることができますが、それによって6インチの画面が小さいと感じることはありません。でも老眼鏡は必要です。
スムーズに読書を始めたい人は広告なしを選ぼう
スマホでいうロック画面に広告が表示されるかされないかで、2000円の差がでます。
私は電車の中などWi-Fi下で本を読む場合、人に広告を見られるのがなんとなく恥ずかしい感じがするので、広告なしでよかったと思っています。
レビューを読むと広告ありでもよい人がいて、そこは値段と自分の好み次第なのかなと思います。
広告付きのちょっと安い方を買ったので、開くと必ず広告が出ます。どれも私が検索したことのある本です。ちょいちょいっとスワイプして消して読み始めです。それほど邪魔ではありません。
Kndleカスタマーレビューより
ダウンロードや本の検索にWi-Fiが必要
Kindleの通信はWi-Fiが必要です。ただし、電車の中などWi-Fiがつかえない環境でも本を読むことはできます。Wi-Fiが必要な場面は本の検索やダウンロードに必要です。
プライム会員ならば10冊までダウンロードできるので、事前にダウンロードしておけば2泊3日くらいの旅行ならば楽しめると思います。
ダウンロードは230ページくらいの本なら十秒もかからずに完了します。ちょっとした空き時間にWi-Fiを利用できればいいので、無料Wi-Fiスポット探しでストレスがたまることはありません。
我が家はパソコンでインターネットをしているためネット環境は有線ですが、スマホの通信費を押さえるためWi-Fiも併用して利用しています。
純正アクセサリーは本を読んでいる感覚を増す

Kindleは厚みがなく、微妙に重心が偏っていて、触感がサラッとしているため、そのまま持つには滑りやすく不安定です。落としたときに本体を守ってくれるケースが必要です。
純正アクセサリーをつけると本を開く・閉じる感覚があり、「これから本を読むぞ」と読書姿勢のスイッチが切り替えられるところが気に入っています。
ケースの蓋(?)には磁石が入っているので本体に止まり、蓋が開くことはありません。Kindle本体のモードも蓋の開け閉めで切り替わるようで、Kindleの画面がロック画面に変わります。
カバーの色はブラック、デニム、ピンク、グリーンの4色あります。私は普段使っている鞄に合わせてグリーンを選びました。鞄とおそろいみたいで気に入っています。
1つ難点があります。使い始めて2週間したくらいに蓋に貼ってあるファブリックがほころびはじめました。写真ではわかりづらいかもしれませんが、下の角が少しほころんでいます。やや耐久性は弱いようですね。
ただ、半年経った現在も同じ状態なので、「こんなもの」かもしれません。

純正アクセサリーは価格が可愛くないのでギリギリまで悩みました。プライムデーなら純正アクセサリーと保護フイルムを一緒に買っても定価より安くなるので、即決できない人は安くなる日を選んで買うと良いかもしれません。
Kindleの動作は多少うにょっとする
KindleはE-ink方法で表示します。昔遊んだ何度でも描いたり消したりできる磁石でできたイラストボードのようなイメージです。
KDDIトビラの「紙はもういらない? 『E Ink』ってなに?」によるとマイクロカプセルのなかに黒色と白色の粒子がはいりっており、それが電極板に電圧を流すとプラスの部分には黒色、マイナスには白色が集まることで、バックライトを使用せずに文字が読めるようになっています。ページを表示するときだけ電力を使うので、とても省エネになっています。
そのために、ロック画面を解除するときや画面が切り替わるときに、1秒弱のモヤ~としたタイムラグが生じます。慣れればそんなものだと思えますよ。ただ、漫画などパッと読めるコンテンツだと、まどろっこしいかもしれません。
小説やテキストを読むだけなら下位のKindleで満足

私はせっかくプライムデーだからキンドルの上位モデルでもいいかなと悩みました。
性能を比べると、下位のキンドルはフロントライトが4つ、防水機能なし、色調調整ライトなし、明るさ自動調整なしとなっており、「もしかしたら、読書しずらいのでは?」と不安でした。
お風呂を料理しながらキンドルを利用しなければ防水機能は必要ありません。また、明るさは手動で調節でき、ダークモードに切り換えることができるので、フロントライト4つでも十分に明るく目がつかれません。
また、プライム会員(Prime Reading)であれば電子書籍を10冊まで借りることができます。移動中や隙間時間に読書をする人ならプライム会員で十分です。また版権が切れた小説を青空文庫で読むこともできるので、私は不自由していませんよ。
かばんが重くならないうえ、かさばらないからKindleはおすすめ!
Kindleが出た当時は1万円以下だったように思います。今は広告ありで12,900円ですから、悩んで無駄に時間を過ごすのは時間もお金も損ですよ。
この前電車に乗っていたら、家族ずれと電車で一緒になりました。見ているとそれぞれのかばんの中から漫画や小説を取りだして本を読んでいます。どうやら5.6冊くらいかばんに入れていました。子どもって疲れると、最後は親が子どもの荷物をもつはめになりますよね。
子ども向けにもKindleを設定できるので、親も楽できていいんじゃないかなと思いますよ。