
みきみかん
神道の勉強に役立つかもしれない和歌をまとめています。
リストの方法を次のようにします。読み方が違ったらごめんなさい。
リストアップの歌
- 和歌
 - 作者
 - 歌集
 - 私がその歌を知った本
 
あかさたな行で分類し、あいうえお順に並べています。和歌の2文字以降での順番は割と適当です。
あと、和歌じゃないものも含みます。
何かのお役に立ったら、嬉しい限りです。
ア行
あさよひにものくふごとにとようけの かみのめぐみをおもへよのひと
- 和歌:朝よひに物くふごとに豊受の 神のめぐみを思へ世の人
 - 作者:本居宣長
 - 歌集:玉鉾百首
 - 私がその歌を知った本:椿会館の箸袋
 
あしひきのやまあいにすれるころもをば かみにつかふるしるしとぞおもふ
- 和歌:あしひきの山藍に摺れる衣をば 神につかふるしるしとぞ思ふ
 - 作者:紀貫之
 - 歌集:新勅撰和歌集
 - 私がその歌を知った本:ある勉強会
 
あめつちのかみにそいのるあさなきの うみのごとくになみたたぬよを
- 和歌:天地の神にそ祈る朝凪の 海のごとくに波立たぬ世を
 - 作者:昭和天皇
 - 歌集:
 - 私がその歌を知った本:浦安の舞
 
あめつちのなかにみちたるくさきまで かみのすがたとみつつおそれよ
- 和歌:天地の中にみちたる草木まで 神のすがたとみつつ恐れよ
 - 作者:卜部兼邦
 - 歌集:兼邦百首歌抄
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
うまれこぬさきもうまれてすめるよも しにてもかみのふところのうち
- 和歌:生まれこぬさきも生まれて住める世も 死にても神のふところのうち
 - 作者:橘三喜
 - 歌集:神道四品縁起
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
おもふことみなつきねとて あさのはをきりにきりてもはらへつるかな
- 和歌:思ふ事皆つきねとて 麻の葉をきりにきりても祓へつるかな
 - 作者:和泉式部
 - 歌集:後拾遺和歌集
 - 私がその歌を知った本:ネットサーフィン
 
カ行
かすがのにあわまけりせばいつしかに つなぎてゆかましをやしろとむとも
- 和歌:春日野に粟まけりせば何時しかに 続きてゆかましを社とむとも
 - 作者
 - 歌集:万葉集第三巻 404
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
ここはこころのふるさとか そぞろまいればたびごころ うたたわらべにかへるかな
- 和歌:ここは心のふるさとか そぞろ詣れば旅ごころ うたた童にかへるかな
 - 作者:吉川英治
 - 歌集:伊勢神宮参拝詠歌
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
こころはすなはちかみのみあらか かたちはあめつちとおなじねたり
- 和歌:心は則ち神明の舎、形は天地と同根たり
 - 作者:吉田兼倶(よしだかねとも)
 - 歌集:神道大意
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
サ行
それしんとうはしょうじきをもちてたいとし あいけいをもちてこころとし ぶじをもちてぎょうとす
- 和歌:それ神道は正直を以て体とし 愛敬を以て心とし 無事を以て行とす
 - 作者:中江藤樹
 - 歌集:神道大義
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
さしのぼる あさひのごとく さはやかに もたまほしきは こころなりけり
めにみえぬ かみにむかひて はぢざるは ひとのこころの まことなりけり
めにみえぬ かみにむかひて はぢざるは ひとのこころの まことなりけり
- 和歌1:さしのぼる 朝日のごとく さはやかに もたまほしきは 心なりけり
 - 和歌2:目に見えぬ 神にむかひて はぢざるは 人の心の まことなりけり
 - 作者:明治天皇
 - 歌集:
 - 私がその歌を知った本:雅楽の普及・振興を目的として小野雅楽会が「朝日舞」をつくった
 
タ行
たなつものもものきぐさもあまてらす ひのおおかみのめぐみえてこそ
- 和歌:たなつ物、ももの木草も天照らす 日の大神のめぐみ得てこそ
 - 作者:本居宣長
 - 歌集:玉鉾百首
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
たみのためよのためいのるかむわざの しげきみくにはなほぞさかえむ
- 和歌:民のため代のため祈る神わざの しげき御国はなほぞ栄えむ
 - 作者:度会常良(わたらいつねよし)
 - 歌集:続後拾遺集
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
ちちはははわがいえのかみ わがかみと こころをつくしていつけひとのこ
- 和歌:父母はわが家の神 わが神と 心をつくしていつけ人の子
 - 作者:本居宣長
 - 歌集:玉鉾百首
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
ちはやぶるかみのやしろしなかりせば かすがののべにあわまかましを
- 和歌:ちはやぶる神の社しなかりせば 春日の野辺に粟蒔かましを
 - 作者:
 - 歌集:万葉集第三巻 404
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
ナ行
なにごとのおわしますかはしらねども かたじけなさになみだこぼるる
- 和歌:何ごとの在しますかは知らねども かたじけなさに涙こぼる々
 - 作者:西行法師
 - 歌集:異本山家集
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
なにごともかみにまかするわがみぞと おもふこころのつみとがもなし
- 和歌:何事も神にまかする我が身ぞと 思ふこころの罪咎もなし
 - 作者:高田末白
 - 歌集:中臣祓清明抄
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
マ行
みなひとのいのるこころもことわりに そむかぬみちをかみやうくらむ
- 和歌:みな人の祈るこころもことわりに 背かぬ道を神や受くらむ
 - 作者:藤原為守
 - 歌集:玉葉集
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
みなつきのなごしのはらへするひとは ちとせのいのちのぶといふなり
- 和歌:水無月の夏越しの祓する人は 千歳の命のぶといふなり
 - 作者:
 - 歌集:
 - 私がその歌を知った本:
 
みやかわのきよきながれにみそぎせば いのれることのかなわぬはなし
- 和歌:宮川の清き流れに禊せば 折れることの叶わぬはなし
 - 作者:詠み人知らず
 - 歌集:
 - 私がその歌を知った本:ネットサーフィン(折れるって誤字ですね)
 
めにみえぬかみにむかひてはぢざるは ひとのこころのまことなりけり
- 和歌:眼に見えぬ神に向ひて恥ぢざるは 人の心のまことなりけり
 - 作者:明治天皇
 - 歌集:明治天皇御集
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
ヤ行
ゆうかけていつくこのもりこえぬべく おもはゆるかもこいのしげきに
- 和歌:木綿かけて斎くこの神社越えねべく 思はゆるかも恋の繁きに
 - 作者:
 - 歌集:万葉集第七巻 1378
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
やまおろしのかざなふきそとうちこえて なにおへるもりにかざまつりせな
- 和歌:山おろしの風な吹きそとうち越えて 名に負へる社に風祭せな
 - 作者:
 - 歌集:万葉集第九巻 1751
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
やましなのいしだのもりのすめかみに ぬさとりむけて われはこえゆくおうさかやまを
- 和歌:山科の石田の社のすめ神に 幣帛取り向けて われは越え行く相坂山を
 - 作者:
 - 歌集:万葉集第十三巻 3236
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)
 
ワ行
わがこころきよめきよめてよくみれば まことはかみもわがこころなり
- 和歌:わが心清め清めてよく見れば まことは神も我が心なり
 - 作者:橘弘政
 - 歌集:心の百首
 - 私がその歌を知った本:神道を知る本(おうふう)