写真に文字を入れたけど、目立たないわ。文字の色を変えれば目立つけど、それじゃちょっと雰囲気が壊れちゃうわ。どうしよう・・・
文字を目立たせたい時にする手段として、「文字を大きくする、色を変える、背景色をつける、文字を太くする」があると思います。
今回は別の方法で文字を目立たせたいと思います。それは、文字に枠をつける方法です。
今回はPhotoshop Elementsで文字に枠を付ける方法を2つお伝えします。最後までお付き合いくださいね。
文字枠ってなに?
「文字枠」「囲み線」とか言い方はありますが、「文字枠」には文字に四角く枠をつけたものと文字にそって線で囲んだものがあります。今回の「文字枠」は文字にそって線で囲んだものになります。
境界線の位置
別のページに境界線の引き方を説明しました。境界線の復習です。
図形の点線に対して、内側に引く場合、外側に引く場合、点線を中心にして境界線を引くかどうかのせっていです。
- 内側:選択されたラインの内側に境界線がかかれる
- 中央:選択されたラインを中心にして境界線がかかれる
- 外側:選択されたラインの外側に境界線がかかれる
画像をよ~くみると点線の外側に赤いラインが引かれていますよね?「位置」を「外側」にするとこのようになります。
文字でロゴを作ってみよう!
まずはロゴを作ってみましょう!とりあえず手を動かしますよ!
現在私は2019バージョンを使用しています。最新のバージョンと少し違うかもしれません。
文字を入力して、文字間隔を調整する
「Shrine」と入力します。文字の間がちょっと開いているのでトラッキングで調整します。
文字を画像化(ラスタライズ)する
「Shrine」のレイヤーの上で右クリックをします。メニューがでてきます。その中から「レイヤーのラスタライズ」を選択します。
そうすることで、文字情報だったのが、画像データに変更されました。レイヤーの表示も変わっています。
ラスタライズ前 | |
ラスタライズ後 |
「編集」の「選択範囲の境界線を描く」をクリックする
あとは同じでーす。2回境界線を描いています。1回目は2PX、黄色、外側、2回目は10PX、紫、外側です。ちょっと昔風(私は現役だけど)のロゴができますよ!
文字枠をつける2つの方法
なんとなくつけ方を把握したところで、文字枠のつけ方です。
まずは、レイヤースタイルからです。こちらはロゴを作る時にした方法です。
もう一つは、ショートカットキーをつかいます。
レイヤースタイルで文字枠をつける方法
1つめの方法は、レイヤースタイルで文字枠をつける方法です。
まず、枠をつけたい文字を入力します。
次に、レイヤーメニューからレイヤースタイルの項目を選んでスタイルの設定を行います。
スタイル設定で、境界線にチェックを入れると設定ができます。「色、サイズ、位置、不透明度」をお好みで設定します。
枠を外側にする場合は、文字と文字の間隔(トラッキング)に気にしながら設定してみてくださいね。文字枠の太さやトラッキングで印象が変わってきますよ。
選択範囲から文字枠をつける方法
文字から選択範囲を読み込む方法です。なにも難しくありませんよ!
コントロールキー(Ctrlキー)を押したまま、文字入力したレイヤークリックします。
ここで1つポイントがあります。青く反転している部分ではなく、「T」と書かれたサムネイルをクリックします。そうしないと、選択されません。
そうすると、文字が点線で囲まれた状態になります。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、文字の縁がウニョウニョしていますよね?
ここで2つめのポイントがあります。先に新しいレイヤーを追加しましょう。そうしないと、編集メニューで何も項目を選ぶことができません。
実際には点線で表示されているはずです。つまり文字が選択された状態になっています。あとは四角などの境界線を引く方法と同じですよ。
編集メニューから選択範囲の境界線を描くを選びます。
あとはお好みで設定してみてくださいね。例えば、文字を削除すると枠だけが残ります。
また、選択範囲で選ばれた状態でグラデーションをかけてもオシャレな文字ができると思いますよ。
お役に立ちましたでしょうか?
最後までお付き合い頂きありがとうございました。