ElementsってPhotoshopより不便なの?買わない方がいいのかな?
PhotoshopとPhotoshopElementsのどちらを買ったらよいのか悩んでいるアナタに、私は断然Elementsをおすすめします。
プロやこれからプロを目指す人は、悩むことなくPhotoshop一択だと思うのです。そこを悩んでいるあなたは「別にデザイナーでもないし、Photoshopはいらないかな」とが興味あるんだけど使い勝手や性能を心配しているのだと思います。
でも大丈夫です、プロでない限りElementsで十分ですよ。私はブログで画像編集したいだけなのでElementsで十分間に合ってます。しかも未だに2019年版を使っていますよ。
Photoshop Elementsの後ろにつく数字について
「画像編集ソフト」といえば、Adobe Photoshopが有名です。
Photoshopはプロのデザイナーや写真家などアーティストのための高機能な画像編集ソフトです。
ただ、月払いや年払いで払い続けることによって使用することができます。
しかし!Adbeのグラフィックソフトシリーズの「Photoshop Elements」は買い切りのソフトウェアです。そのため、機能のアップデートがしたい場合は買い換えとなります。
「Photoshop Elements 〇〇」と後ろに年号がつきますが、ずっと使い続けることが出来ます。「2023」はバージョンと考えたらいいと思いますよ。
現在、私は「2019」を使用していまよ。年々機能が更新されていますので、時々買い換えれば十分だと思っています。現在Photoshopの月額使用料は2,728円なので、1年ごとにグレードアップしても安いくらいです。
PhotoshopとPhotoshop Elementsの違い
「Photoshop」と「Photoshop Elements」の違いは機能の差です。「Elements」の方が機能に制限があります。印刷物を作る時や、自分の感性を表現したい時には不便かもしれません。
- レイヤーマスクがない
- CMYKモードがない
- ペンツールがない
- カスタムシェイプが少ない
- フィルターが少ない
PhotoshopからElementsに切り替えたときに、CMYKモードがないのは辛いなと思いました。仕事でシールを作ったときに印刷所がCMYKモード指定だったからです。
現在はRGBからCMYKモードに変換できるツールがネットにあるので、それで確認しています。やはりモニターで見る色と現物の色は違うので、確認したところで「あれ?」ってことはあります。
Photoshop Elementsは9種類のファイルに対応
画像編集ソフトの「Photoshop Elements」は9種類の画像を保存すことができます。Photoshopに比べ保存できる種類は少ないですが、JPEG、GIF、PDFがあるのでプロとして仕事をしないのなら十分だと思います。(2019年版と比較)
Photoshop(*.PSD; *.PDD) | JPEG(*.JPG; *.JPEG; *.JPE) | PNG(*.PNG; *.PNS) |
BMP(*.BMP; *.RLE; *.DIB) | Photoshop PDF(*.PDF; *.PDP) | TIFF(*.TIF; *.TIFF) |
CompuServe GIF(*.GIF) | Pixar(*.PXR) | Photo Project 形式(*.PSE) |
操作画面が初心者から中級まで対応している
Elementsの特徴は操作画面がクイック、ガイド、エキスパートの3種類あることです。
クイックはアイコンが少なく、主に写真の編集に特化した操作画面になっています。
ガイドは行いたい編集を「基本、カラー、白黒、楽しい編集、特殊編集、Photomerge」から選んでガイドに従って編集を行います。
エキスパートはクイックよりもアイコンが並んでおり、Photoshopの操作画面を必要なモノだけ残したシンプルな操作画面です
「操作画面が初心者から中級まで対応している」と書いたのは、上級者はPhotoshopの方が使いやすいでしょうから、中級としました。上級者がサブとして使うのもよいかもしれませんね。
Elementsユーザーは割り切って使うべし
TwitterなどのSNSを見ているとたまに「やっぱりPhotoshopの方がいいな」と思うことがあるかもしれません。
AdobeユーザーにElementsユーザーは入っていない(と思われる)ので、オプションが有料だし、Photoshopの機能よりも劣ります。
でも、使いこなせなかったら無駄です。「おしゃれにできない」と思うかもしれませんが、おしゃれな人はおしゃれなセンスを持っているからオシャレなんですよ。
洋服が良い例で、買ったときは良かったけど家で着てみたら、やっぱり私にはダサい服だったってことあるでしょう?それと同じです。オシャレな画像がほしければ、プロに頼のみましょう。
ElementsユーザーにAdobe Stockはいらない
Stockは他のアドビ製品を使っていても一部を除いて、有料プランしかありません。それはライセンスを買うからなんです。だからPhotoshopユーザーでも利用料を支払わなくてはなりません。
しかーし!無料でAdobe Stockを使いたい場合は、アカウント登録すれば無料素材をダウンロードできるようになります。
私の感想ですがStockの無料素材を使うなら、「【これだけでOK】おしゃれなブログになるフリー素材画像サイト」に紹介したサイトでも十分なような気がします。
ElementsユーザーにAdobe Fontsはいらない
Elements以外のAdobeユーザーなら、Adobe Fontsは無料でつかえます。Elementsユーザーは有料で使うしかありません。
フォント(書体)は、ポスターや印刷物を作るのなら重要なパーツです。いろいろなフォントが使えたら便利だよな~と思います。その重要性は理解しています。
だけどちょっと考えて欲しいんですが、ブロガーにおしゃれなフォントは必要かなのかどうかです。ブロガーが勝負するところは、画像のセンス・おしゃれなデザインではなくて記事の質です。その記事がユーザーに役に立つかどうかです。
どうしても欲しいフォントだけ買えばよいと思うので、Adobe Fontsが使えなくても関係ないと思いますよ。
2023年版のおすすめ機能
2019年版にはなかった機能が2023年版には追加されています。被写体をクリックすると自動選択され背景を簡単に変えることができます。
また、写真を変形することができるようになったので、白いマグカップやTシャツの面にお気に入りの写真を重ねることができるようになりました。
使い方が分からなければ、公式サイトのチュートリアルを見れば使い方が分かるようになっていますよ。
私がオススメする一番の理由は買い切りだから安い
私も以前Photoshopを使用していましたが、使いこなせませんでした(泣)ペンツールは私には必要なかったし、うまくカーブを扱えませんでした。当時はアカデミック版でかったので、別に惜しくはありません。
あなたが個人で活動するブロガー、家庭のパソコンで利用する、プロを目指さないのであれば、Photoshop Elementsは十分な機能を備えています。「使いこなせないな」と思う方は「Photoshop Elements」をまずは試してみてください。
現在はPhotoshop ElementsはDVDからセットアップするのではなく、ネットからダウンロードするようになりました。そのため買い切りであっても箱にはシリアルナンバーしか入っていません。
多少、アドビからもElements扱いが悪いかもしれませんが、2万年弱のソフトを数年も使えばしっかり元はとれるんじゃないでしょうか。