Photoshop Elementsで点線を引く方法

Photoshop Elementsで点線を引く方法キャッチアイ画像 画像編集

Photoshop Elementsには点線のメニューがありません。
点線は引けないのですか?

今回は『Photoshop Elements』で点線を引きたい人への記事です。

残念ながら 『Photoshop Elements 』に点線はメニューにありません。でも、今回お伝えする方法で点線を引くことができますよ!

この方法ですれば結果的には長方形も引けるようになります。

Photoshop ElementsはPhotoshopの廉価版なので機能が制限されています。でも、Photoshop Elementsでも十分ホームページやブログを楽しめる!と私は思っています。

 

Photoshop Elementsで点線を引く方法

点線の見本
任意の大きさで間隔もいろいろな点線をつくりました。

Photoshop Elementsで点線を引く手順

まずは、手順です。

  1. Photoshop Elementsを開く
  2. 新規作成または画像を開く
  3. 好きなカラーを選ぶ
  4. 描画の「ブラシ」ツールをクリックする
  5. ツールオプションの「ブラシ」で好きなブラシを選ぶ
  6. ツールオプションの「ブラシ設定」をクリックする
  7. 間隔を200~300%に変更する
  8. ラインを引く

次は、上記の4番から説明しますね。

描画の「ブラシ」ツールをクリックする

Photoshop Elements画面左の描画の中からブラシツールを選択します。「鉛筆ツール」だと出来ませんので間違えないでくださいね!

ブラシツールを選ぶ

ツールオプションの「ブラシ」で好きなブラシを選ぶ

Photoshop Elementsの画面下の部分をツールオプションといいます。ブラシの横にある下三角形から引きたいブラシを選びます。

今回のテーマは「点線」なので、「四角形のブラシ」を選びます。見本のような点線を作りたいのでサイズは12PXを選びます。

ご自分でする場合は好きな大きさにしてくださいね。

ツールオプションからブラシの種類を選ぶ

ツールオプションの「ブラシ設定」をクリックする

次に、ツールオプションの「ブラシ設定」をクリックします。

間隔を200~300%に変更する

「ブラシ設定」を開くと、ブラシの詳細設定ができます。「間隔」のパーセント数を大きくすると、ブラシの間隔があいて点線になります。

ブラシ詳細設定の間隔を200~300%にするといいよ

間隔のパーセントのイメージは画像のようになります。100%だったらブラシのすく隣にブラシが来ます。なので、100%までは普通の直線ということになりますね。200%だったら、ブラシの1つ飛びに次のブラシが置かれます。私は300%前後がちょうどいいと思います。お好みで設定してください。

ブラシの間隔のイメージ

ラインを引く

以上の設定で、点線がひけます。

ブラシの種類を変えれば可愛らしいラインが引けるようになります。星形や丸にしても可愛いと思いますよ。

色々な点線
みきみかん
みきみかん

うーん、点線にしては四角すぎない?

もう少し線に近づけられないかな、試してみよう。

点線をアレンジして味をだそう

ちょっと設定をかえると他にも可愛いラインがひけるようになりますよ*

ここからは点線のアレンジです。

上で紹介した点線が少し四角すぎるかなーと気になるので、四角い点線をより切り取り線のような点線に近づけたいと思います。

といっても、手順は上の点線の引き方と1、2カ所設定が変えるだけで同じです。

点線らしい点線の引き方

ブラシ設定の真円率を変更します。はじめは「100%」になっています。

パーセンテージを下げると真円率の下のイメージ画の厚みが薄くなります。また、ブラシの形が四角だったのが棒状に変わりました。

ブラシのサイズが多いのを選んで、真円率や間隔をお好みの数値に変えると切り取り線やコロッとした可愛いらしい点線ができます。

ステッチのような円を使った点線の引き方

画像の青の点線のようにステッチ、フェルトペンで書いたような点線も引くことができます。

これは、円のブラシを選びます。

あとは、上と同じようにお好みの数値に真円率を下げます。

ナナメステッチのような点線の引き方

ナナメやクロスステッチのような点線も簡単にできます。

ブラシ設定の角度を60度にすると、なんとなく可愛いラインになる

真円率で四角から棒状にかえて、角度をつけます。角度はお好みでつけましょう。ナナメのステッチなら50度以上がいいと思います。

クロスステッチのような点線の引き方

クロスステッチはナナメステッチの応用です。ナナメステッチを左右対称にします。

まずは、ナナメステッチを引きます。

次に、設定した角度をマイナスに設定します。角度の設定が「50°」なら、数字の前尓「ー」をつけて「-50°」にします。

ブラシを一番はじめに合わせて、さきほど引いた早さと同じ早さでマウスを動かします。そうすると同じ間隔でラインがいけていると思います。

別のやり方です。

レイヤーコピーします。コピーしたレイヤーをイメージタブの回転の中から、「レイヤーを左右(上下)に反転する」を選びます。画像が反転します。

Photoshop Elementsは使いこなせば、本家のPhotoshopに負けない能力を発揮します。写真しか編集できないような名前ですが、イラストも書けますよ。

Elementsのおすすめをまとめた記事があります。Photoshop Elementsを買おうかどうか悩んでいる方にはよかったら読んでみてくださいね。

星形の点線は可愛いわ!私もいろいろやってみるわ。