
ペルソナって、そんなに細かく設定しなくちゃダメなの?
ペルソナはマーケティング用語ですが、ブログでも役立ちます。
ペルソナ設定がはっきりしていないと「これは誰に向けてなの?」という事態になり、書く人・読む人がモヤモヤ~となる記事になってしまします。
今回のページはペルソナ設定について設定する方法をまとめていきたいと思います。

ペルソナは声や匂いが分かるほどキャラ設定された人

ペルソナと似た言葉にターゲットがあります。下の画像はターゲットとの違いが分かりやすいと思って、ブログ部さんよりお借りしました。

ブログ部ではターゲットよりももっと詳細に設定した1人と説明されます。
ターゲットは「30から40代男性、会社員、アウトドア好き」とよくいそうな男性ですが、ペルソナは名前、家族構成、勤務地、居住地など細かく設定されていますね。
ペルソナ設定は、効率よく効果的に鈴木太郎に商品を売るためです。どんな悩みがあるか想像することによって、 商品やサービスをどうやって紹介するか考えるためです。
ブログのペルソナの詳細設定はあまり意味がない

だけど、詳細設定されたことによって、逆にニーズからズレる可能性もあります。
例えば、首都圏だったら「市ヶ谷の中規模出版」「東武東上線志木市」が分かるでしょうが、地理に詳しくなければ「どこそこ?」で終わりです。
あと、月2回のキャンプが多いのか少ないのかもよく分からない。
これが、私の場合はアウトドアより自室が好き、キャンプに行くなら神社に行きたいから、まったく私とは被りません。
ペルソナは、言い方が悪いですが、しょせん架空人物なのですよ。
マナブログではブログの詳細なペルソナ設定は無駄と言っています。
試行錯誤をしつつ、現在はブログ収益が月100万円を越えたのですが、いまとなって思うことは、「詳細にペルソナ設定しても、イメージが湧かないなら無駄」ということです。
マナブログ【本質】ブログでペルソナ設定する方法【宇多田ヒカルが教えてくれた】より
Tuzukiさんのブログでも同じようにペルソナ設定の目的は「読者がどんなことを求めているか、具体的にイメージが持てるようになること」と言われています。
ターゲットでもペルソナでも、相手がどんな悩みを持っているかイメージ出来ればOKです。
ブログのペルソナは過去の自分でOK

むしろ、ブログライフを楽しみたい人、まだブログに書き慣れていない人は、ペルソナなんて気にしなくてもOKです。
ブログを始めた頃はアクセス数が少ないし、小銭も稼げません。挫折するくらいなら、「書くこと楽しい!」って思いましょう。
ただし、アレンジが必要です。
ただの日記ブログではもったいないので、誰かの役に立つように構成しましょう。
その誰かは過去の自分です。過去の自分なら、「どんな悩みを持っていて、どんな答えが欲しかったか」が分かるはずです。
- 過去の自分はどんなことを悩んでいたか
- 過去の私はどんな失敗をしたか
- 過去の私はどんな成功をしたか
- 過去の私は、どんなことを知っていたら悩まなかったか
- 過去の私はどうやって問題を克服したか
過去の私は、中学生の頃でも、昨日でも、なんならこの瞬間でもいいんです。
「ぽてさら」で読まれている記事のペルソナは、ほぼこの瞬間の私
「ぽてさら」で読まれている記事は「表の使い回しができる「TablePress」の使い方とカスタマイズ」があります。
この記事は私が「どうやるんだっけ?」と悩んだからです。ほぼリアルタイムの私の悩みを、まとめただけです。
だから、今でもいいし、過去でもいい。とにかく、悩みがハッキリして共感できればOKです。
ブログのペルソナを過去の私にする時の注意点
ブログのペルソナを過去の私にする時の注意点ですが、過去の私が世間一般かどうかです。
ブログを始めた頃、私は神社さん向けにホームページの作り方をテーマに書いていました。
神社巡りしても神社のホームページがないし、その神社の独自の考えを知りたくてもブログもないので、「じゃぁ、簡単にできるホームページ作成についてブログを書けばニーズあるかも」と思って書いていました。
「神社さん向け」がニッチ過ぎたのか、ニーズがなかったようです。
あまりニッチ過ぎて需要がなければアクセスが集まらないなら、ペルソナをさっさと変えましょう。

ブログでペルソナ設定する方法

ここからは、やっぱりペルソナ設定をしたいと思う人にむけて書いていこうと思います。
マーケティングのペルソナと違いブログのペルソナは経験を通してから考えるので悩みがリアルなことです。
ペルソナを決める手順はつぎのとおりです。
- キーワードを決める
- 悩みを探る
- 過去の私、今の私に聞いてみる
なんだか、怪しいですよね?でも、大丈夫です。
キーワードを決める
検索サイトでキーワードを入力します。
ブロガーならGoogleなんですが、私はBingをよく使っています。
検索エンジンは何でもいいと思うので、検索の枠に気になるワードを入力します。

いろいろキーワードが出てきました。
ペルソナで悩んでいる人は初心者が多いのかな、作り方が気になっているんだな、と大体想像します。
キーワード選定についてはよく分からないなと思われた方は「ニーズからブレないキーワードの選び方について」という記事があるので、よかったら読んでみてくださいね。
悩みを探る
例えば「ブログ ペルソナ設定」が気になったので、それを選び実際のブログやマーケティング記事を読みます。
なんかピンと違うな、と思ったら別のキーワードで記事を何個か読んでみます。
そうしているうちに、ペルソナとひとつでいろいろな悩みがあることが分かりました。
- ペルソナとターゲットとの違いって何?
- ペルソナ設定はどうするの
- 詳細設定は必要なのか?
- ペルソナ設定って無駄じゃないの?
- ニーズとのずれはどうやって知るの?
などなど。
実際のブロガーさんのペルソナ記事を読むと勉強になりますが、面倒くさいなと言う人は検索結果だけみてもいいかもしれませんね。
過去の私、今の私が一番言いたいことを見つける
上位ブログのいくつかに、ピンとくるブログがあるはずです。このなんか引っかかる状態は過去の私からの知らせです。
「なんで私は引っかかるの?」と私に聞いてみます。
「ペルソナ設定って面倒くさいわ」「したって効果ないし、私が悪いの?」「有名ブロガーさんのペルソナはターゲットと同じような気がする」「詳細なペルソナってムダなんだ!」
など、つらつら思いや感情を吐き出していきます。そうする中で「これが言いたいのよ!」が出てきます。
言いたいことの「問い」が悩みです。その悩みを持った人がペルソナです。
この記事のペルソナは「詳細なペルソナなんて必要ないと思うんだけど、どうなのかな」と不安になっている私です。
ペルソナが決まったら、後は背中を押す記事を書く
今回の例だと、「ペルソナ設定をしても上手くアクセス集められなかったし、なんかニッチ過ぎたし、ろくにペルソナ設定してない記事が読まれているし、ペルソナ設定って必要なのかな、ペルソナ設定できない私ってダメかも・・・もうブログやめようかな」とうじうじなやんでいる私に対して、背中をおす記事を書きます。
ペルソナが明確で、言いたいことも明確ならば、愛を込めて「大丈夫だよ!」ってハッキリいえますよね。
そこに愛はあるんか?です。

ペルソナがズレていないか確認する方法

せっかくペルソナが決まっても、それがズレていたらガッカリですよね。私みたいに2年くらいして気づくようではもったいないです。
ここからは、ペルソナが適切に設定されているか確認する方法をまとめました。
- Googleなど検索順位を確認する
- キーワードがニッチ過ぎないか確認する
この2点を確認します。
ブログの記事が増えてくるとひとつずつ確認するのが面倒になるので、検索順位チェックツールを使うと便利です。
例えば、検索順位チェックツールGRCが有名です。
GRCについて「【SEOの定番】検索順位チェックツールGRCとは何?無料でできるなら導入しなきゃ損!」書いてますので、よかったら読んでみてくださいね。
または、サーチコンソール(SearchConsole)で狙ったキーワードで検索されているか確認します。
狙ったキーワードで検索されていない、表示もされていないようならば、ペルソナ設定を見直しましょう。
ただ、記事を公開してすぐはアクセスが集まらないので、2~3ヶ月を目安にしたら良いと思います。
ブログのペルソナが決まったら、楽しんで書こう!

ペルソナ設定が分かった、ペルソナの確認方法も分かった、あとは記事を楽しんで書くだけです。
ペルソナに対してあなたの一番言いたいことが有名ブロガーと違っていても心配はいりません。あなたが書いた唯一の記事に価値があります。
有名ブロガーと似たり寄ったり同じ記事だったら、有名ブロガーを読んだ方が信憑性が高いじゃないですか?
愛のない当たり障りない、まとめ記事だったら、どれ読んでも同じです。
だったら!思い切って自分だけの記事を書きましょう!
最初の頃はなかなか上手くいかないものです。「稼ぐ」を目標にしているとブログを止める人がおおいようです。
稼ぐ以外の目標、例えば「もっと上手にペルソナを決めたい」など目標にした方が挫折がすくないですよ。
検索順位チェックツールGRC
記事中に出てきたマナブログでも、「Windowsユーザーなら利用すべきツール」として順位チェックツールGRCがオススメされています。
