
私、タイトルやキャッチフレーズを付けるのって苦手なのよね。空白でいい?
今回はこういったお悩みに添いたいと思います。
- サイトタイトルやキャチフレーズをどう決めたらいいのか分からない
- サイトタイトルやキャッチフレーズが何の役に立つか知りたい
- わかりやすさか、格好いいキャッチフレーズかどちらがいいの?
- SEOに強いサイトタイトルやキャッチフレーズをつけたい
WordPressには一般設定の中に「サイトのタイトル(以下、サイトタイトル)」と「キャッチフレーズ」があります。
キャッチフレーズはあったほうがいいとは思うけど、「なんか恥ずかしい!」って思っちゃいますよね。
今回はWordPressでのサイトタイトルとキャッチフレーズの設定方法と付け方を解説します。
サイトタイトルとキャッチフレーズとは
サイトタイトルとキャッチフレーズを例えるなら、かっぱえびせん
サイトタイトルとはホームページやブログにつける名前のこと、キャッチフレーズはホームページやブログを簡単に説明した文章です。
「かっぱえびせん」を例えにしたら分かりやすいかもしれません。
かっぱえびせんのおなじみのキャッチフレーズといえば?
やめられない、とまらない、カルビーかっぱえびせん
そうですよね?年齢や性別に関係なく、一瞬悩んだ人も「そうそう!」と思い出したでしょう。
- 会社:カルビー→あなた
- 商品:かっぱえびせん→ホームページやブログ
- キャッチフレーズ:やめられない、とまらない、カルビーかっぱえびせん
商品がホームページになっただけで、サイトタイトルとキャッチフレーズの関係に当てはまります。「かっぱえびせん」はカルビーのスナック菓子の名前です。
つまり、あなた(神社)のホームページの名前がサイトタイトルになります。
〇〇神社公式サイトというサイトタイトルでも間違っていないし、ホームページならそれが妥当だと思います。
でも、もうひとアイディアがほしいし、ブログではサイトタイトルは必要だと思います。つけた方が愛着がわくでしょうし、読者の印象に残りやすいと思います。
もし、〇〇神社公式サイトと入れたい場合はキャッチフレーズで説明した方がしっくりくると思いますよ。
サイトタイトルとキャッチフレーズのつけ方は後ほど解説しますね。
サイトタイトルとキャッチフレーズを設定する(WordPress)
サイトタイトルとキャッチフレーズは2カ所から設定可能です。
1つめはWordPressにログインした管理画面の「設定」の「一般設定」です。
2つめは管理画面の「外観」の「カスタマイズ」の「サイト基本情報」から設定することができます。
1.管理画面>設定>一般設定

2.管理画面>外観>カスタマイズ>サイト基本情報

どちらでも設定変更可能です。お好きな方で変更くださいね。
サイトタイトルとキャッチフレーズはココにでる

どうせサイトタイトルとキャッチフレーズなんて、見てもらえないわよ
「読者には関係ないわよ」と思うかもしれませんが、サイトタイトルとキャッチフレーズは検索結果に影響します。
検索サイトにアドレスからサイト名、キャッチフレーズが表示されます。
例えば、「首相官邸」とGoogleで検索しました。
恐れ多いですが、首相官邸ホームページを例にします。

ちなみに、リンクが緑色してチェックのレ点が表示されているのはウィルスバスターがリンク先は安全かどうか評価しているからです。
- サイトタイトル・・・首相官邸ホームページ
- キャッチフレーズ・・・首相官邸のホームページです。内閣や総理大臣に関する情報をご覧になれます。
たくさん検索結果が並んでいたら、どれを読もうかか悩みます。そんな時、サイトタイトルやキャッチフレーズが判断材料になります。あなたのホームページが信頼できるページであるか見る価値があるホームページであるかを
首相官邸ホームページでは表示されませんでしたが、WordPressではサイトタイトルとキャッチフレーズはURLをクリックして一番最初に訪れるページ(いわゆるホームページ)のページタイトルにも影響します。

神社のサイトタイトルは神社名が妥当かもしれない
「ぽてさら」では神社さん向けにホームページの作り方を解説していますので、神社さんに限っては、ホームページのサイトタイトルは「首相官邸ホームページ」のように「〇〇神社ホームページ」でも良と思います。
実際に私が奉職している神社のホームページは「〇〇神社」としています。その理由がヘッダーにWordPressのサイトタイトルの設定そのままに表示されるからです。ヘッダー画像にすれば関係ないかもしれませんが、タブや検索結果に表示されるので「〇〇神社」としています。
それに、神社の場合は読者に覚えてほしいのは神社名だからです。神社あって活動だから、私は「〇〇神社」とサイトタイルにしました。
神社関係以外の方や、有名な御祭や文化財のホームページであれば、サイトタイトルは神社名にせずきちんと考えた方が読者に伝わります。
サイトタイトルとキャッチフレーズが重要な理由
サイトタイトルとキャッチフレーズが重要だと思う理由はSEOとクリック率に関わるからです。クリック率とは検索結果が実際にどれだけクリックされたかの割合です。
SEOについてはこちらの記事に書いてありますので、よかったら読んでみてくださいね。
サイトタイトルとキャッチフレーズが重要だと思う理由をいくつかあげます。
- サイトタイトルを表すタグ<title>がGoogleのサイト評価につながる
- キーワードと検索した言葉が一致すれば検索結果に表示される
- クリック率が高くなる
- 再訪問の可能性が高くなる
- 読者にどんな神社やサービスか伝わりやすい
- 届けたい読者に届きやすくなる
「キャッチフレーズは空白でいい」という考え方がありますが、人の目に触れる機会が多いのでキャッチフレーズの入力をおすすめします。少しでも覚えて貰えるチャンスを逃さないようにしっかりアピールしたいですからね。
サイトタイトルとキャッチフレーズのつけ方
ここからはサイトタイトルとキャッチフレーズの決め方を私がよく見ているブログを例にして解説します。
サイトタイトル | キャッチフレーズ |
manablog | |
ブログ部 | ブログ・WordPressの教科書「ブログ部」 |
サルワカ | サルワカ | サルでも分かる図解説明マガジン |
WEBST8のブログ | WEBST8のブログ |
海外SEO情報ブログ | 海外SEO情報ブログ |
バズ部 | バズ部 |
HPcode | HPcode(えいちぴーこーど)|はにわまんの技術ブログ |
サイトタイトルを決めるポイント
付け方として、サイトタイトルを見てどんな内容かわかる様にします。なるべく簡潔な言葉で覚えやすいシンプルなタイトルがいいでしょう。できれば、検索してみて誰も使っていない名前にします。
株式会社ルーシーが運営する「バズ部」のように、会社名とサイトタイトルが異なっていてもいいかもしれません。でも、サイトタイトルはあなたが御奉職する神社名が一番しっくりくると思います。
- 他にはないインパクトがある
- 10文字くらいの覚えやすい言葉
- どんな内容か伝わる名前
- 神社名がおすすめ
サイトタイトルは神社名が一番いいと思いますが、神明社など全国に多く存在する同じ神社名の場合は一工夫が必要です。
「御鎮座〇〇年」「式内社」下総国一宮などの「〇〇国○宮」、何か特徴になる言葉を足すといいと思います。教えのある神社系ならば包括法人を書きます。
キャッチフレーズをつけるポイント
上の8例ではサイトタイトルでブログの内容が分かるようであれば、キャッチフレーズはなし、サイトタイトルと同じ、または10文字程度の短いキャッチフレーズを使用しています。
- 有名サイトはキャッチフレーズなしが多い
- 有名サイトはキャッチフレーズはサイトタイトルと同じ
- 有名サイトはキャッチフレーズとサイトタイトルを同時に使う
- 有名サイトはキャッチフレーズも短い
8例はアクセス数が巨大なのでSEOに強く知名度が高いので、キャッチフレーズが必要ないのかもしれません。
私たちは、ある程度アクセス数が稼げるようになるまではキャッチフレーズがあったほうが無難です。
WordPressのテーマによってキャッチフレーズがサイトタイトルの近くに表示されます。
もしサイトタイトルとキャッチフレーズを同時に表示させたい場合は見た目のバランスにきをつけましょう。
あまり長いと短いサイトタイトルとのバランスが悪くなります。簡潔にキャッチフレーズをつくります。
そのためには、あなたのブログやホームページがどんな人をターゲットにどんな内容を発信しているか、自分はどんな人なのかをハッキリさせる必要があります。
また、逆に短すぎる場合は「サイトタイトル|キャッチフレーズ」とサイトタイトルとキャッチフレーズの間を「|」で区切ります。
発信してる情報が読み手の欲求から外れていたら、検索されるチャンスは少なくなります。そのため読み手が知りたいキーワードとキャッチフレーズ摺り合わせて考えます。
キーワードの選び方については「キーワードの選び方について」にまとめましたので、よかったら読んでみてくださいね。
- ホームページは主旨、ターゲットを明確にする
- 主旨をキーワードを摺り合わせる
- サイトタイトルとバランスのいい長さいする
- 20文字程度に簡潔に書く
- 短いキャッチフレーズはサイトタイトルも併せて書く
この様な感じでサイトタイトルとキャッチフレーズを名付けてみてください。
サイトタイトルとキャッチフレーズは変更可能
サイトタイトルとキャッチフレーズは変更可能です。
実はサイトタイトル「ぽてさら」と決まるまで、2回変更しています。今後も変わるかもしれません。
また、推したいキーワードが変わったり、もっといいキャッチフレーズが思い浮かんだときはどんどん変更してみてください。
それによって、検索順位が変わるかもしれません。ただ、読者が混乱してしまうしSEOの評価にも影響があるので、アクセス数が増えだしたら定着させましょう。
検索順位を調べるのに便利な検索順位チェックツールGRCというアプリケーションがあります。無料で10項目使えるので試してみてくださいね。

ここでも、キーワードを使うのね!キーワード選びって重要だわ。