ホームページ作成ソフト「ホームページ・ビルダー」の魅力

付箋紙:ホームページビルダーホームページ

長く使えて簡単に操作できて、プログラム分からない私にも使えるようなホームページ作成ソフトはありますか?

今回はこういったお悩みの方に、オススメのホームページ作成ソフト「」ホームページ・ビルダー」の紹介をさせていただきますね。

  • HTML&CSSなどプログラムが分からない
  • 写真やイメージ画像を用意する時間がない
  • 長く使えて、リーズナブルなソフトがほしい
  • 職場で使うから使う人のレベルに合わせたい
  • 時代遅れなホームページは作りたくない
  • 10ページ以下で更新頻度は少ないホームページにしたい

この記事ではジャストシステムが販売する「ホームページ・ビルダー」について、ホームページを作り始めた頃から使い続けている私が、シェアの首位を奪われないその魅力について解説したいと思います。

目次にはリンクが張ってありますので、気になるところに飛ぶことができます

「ホームページ・ビルダー」について

「ホームページ・ビルダー」は1994年に初めて日本で発売されました。現在に至るまで21回のバージョンアップを繰り返してて、現在はバージョンは「22(2020年4月販売)」になります。

1994年10月から13年以上販売数が1位でした。また、2006年の調査では68%、2008年の調査では71%の国内のサイトが「ホームページ・ビルダー」で作成されていました。

「ホームページ・ビルダー」は時代に対応したホームページ作りに適したソフトと言えます。

teacupという掲示板(BBS)が流行ったときには、teacupと連携し掲示板を作れるようになりました。まだアフィリエイトが主流ではなかった2006年にアフィリエイトスクリプトの挿入機能を搭載しました。WordPressは2012年に対応しています。

「ホームページ・ビルダー」の魅力

2つのホームページ作成ソフト(エディタ)がある

「ホームページ・ビルダー」には「SP」と「クラシック」の2つのエディタが備わっています。ビルダー経験や知識によって自分にあったエディタを選ぶことができます。

「SP」は直感的なホームページ作成ができます。ドラッグ&ドロップのマウスだけで作業が進みます。「クラシック」はバージョン18以前のソフトに使い慣れた人、HTMLやCSSを直接編集したい人に向いています。

「クラシック」はソースを確認しながら作業ができる

「クラシック」は3つの編集画面で作業を進めることができます。ページ編集、ソース編集、ページ/ソース編集の3タイプで編集することができます。

ページ編集は「SP」に似た編集画面です。コードやプログラムを知らなくても、パーツを配置するだけで自動でコードに変換されます。

HTMLで確認したいときは「ソース編集」で、改行が入ったところ、上手く調整できなかったところを確認することができます。「ページ/ソース編集」は画面が横で二分割されます。上は「ページ編集」、下は「ソース編集」で、同時に両方を見ながら編集することができます。

編集画面:ページとソースの二分割表示
私の若い頃のオタ活ホームページ(^^ゞ

WordPressの場合もソースを見ることができますが、ソースとページ表示を同時に見ながらの作業はできません。見た目の編集(ビジュアルエディター)だとちょっと動作が遅いな、思うようにいかない、というときは「ページ/ソース編集」は、確認しながら行えるので便利です。

付属アプリが多い

主のホームページ作成エディタ「SP」と「クラシック」の他に複数の付属アプリが入っています。

  • ウェブ アニメーター
  • ウェブアート デザイナー
  • デジすたマーカー2
  • ファイル転送ツール
  • 安心バックアップ・移行ツール
  • SEO Composer ※ビジネスプレミアムのみ
  • Sitemap Creator ※ビジネスプレミアムのみ

ちなみに、以前のバージョン21には、「ホームページ・ビルダー EC」と「地図スタジオ」と「イメージデザイナー」が入っていました。

画像編集ソフトとしても「ホームページ・ビルダー」は使える

画像編集ソフトを買おうかどうか悩んでいるのなら、ホームページ・ビルダーの付属アプリを使ってみてください。

ウェブアート・デザイナーの色調補正画面

バージョン21の「ウェブアート デザイナー」は多少懐かしい感じのソフトです。でも機能は、けっこういいです。色調補正、明るさ・コントランス補正・赤目補正があります。新規作成でキャンパスサイズが選べるので、それに合わせて写真を縮小させます。慣れれば使い勝手のアプリです。photoshopにもひけをとらない性能です。

ホームページ用にファイルの形式を選べ、ファイルサイズを小さく出来ます。

最大352種類のテンプレートがある

「ホームページ・ビルダー」には沢山のテンプレートがあります。

業種とイメージを選べば、イメージに合ったテンプレートが選ばれます。

テンプレートはWordPressにもあります。でもWordPressの場合は英語ばかりです。なんとなくこうかな?、不自然な日本でテンプレートを編集しなくてはなりません。でも、ホームページ・ビルダーなら自然な日本語で作業を進めることができます。

買うならビジネスプレミアム版が断然いい

買うならスタンダード版よりもビジネスプレミアム版がおすすめです。趣味の人やビジネス目的ではない人もビジネスプレミアム版がよいと思います。

ビジネスプレミアム版スタンダード版
ホームページテンプレート80種類28種類
WordPressテンプレート90種類40種類
フルCSSテンプレート139種類40種類
高品質写真素材1400点200点
高品質イラスト素材1176点40点
フォント(書体)116書体116書体
SEO Composer(SEO対策)ありなし
Sitemap Creator(XMLサイトマップ作成)ありなし
定価27000円16000円

ビジネスプレミアム版とスタンダード版の違いです。テンプレートや素材が2倍以上付属しています。素材が2倍以上入っていても、価格は2倍しません。画像や素材を用意するコストや手間を節約することができます。

写真は自分で撮るか無料サイトの画像を使うか、画像を購入するかの3通りです。無料写真を使う場合、既視感たっぷりになる可能性があります。また、購入する場合は1枚ごとに値段がかかる場合があります。例えば、画像素材販売サイトのPIXTAの写真は5Sサイズで550円です。高品質写真素材が1400点あるので、写真を購入するよりも断然安いと思います。

もし、ホームページのメインとなるページが5ページ以内ならば「ホームページ・ビルダー」で運営した方がコストを抑えることができし、作ったページを手元に残せます。つねにバックアップをすることになります。

WordPressやWebサイトビルダーもバックアップがありますが、サーバーのデーターのバックアップという感じがします。手元にオリジナルデータを取っておきたいタイプは「ホームページ・ビルダー」がいいと思います。

「ホームページ・ビルダー」はこんな人におすすめ

  • 一括払いが好きな人
  • オフラインで作業したい人
  • パソコンにインストールして使いたい人
  • 自由に使える写真やイラストに困っている人
  • フォント(書体)にこだわりたい人
  • 初心者から慣れた人まで使う人のレベルに合わせて使いたい人
  • ホームページを楽して作りたい人
  • ファイルのアップロードにいちいちレンタルサーバにログインしたくない人
  • ソースの切り替えが早く、ソースを確認しながら作業をしたい人
  • 10ページ以内の更新頻度の少ないホームページの人

「ホームページビルダー」は時代にあわせてバージョンアップしているので、長年愛用している人から新しい人まで対応しているソフトです。

WordPressが主流になっていきていますが、更新頻度が少ない、ページ数も少なくていい神社さんには「ホームページ・ビルダー」がおすすめです。そうすれば、年間の費用はレンタルサーバー代、ドメイン代で抑えることができます。